リレーコラム

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未来カレンダー


友人が面白いものをと
「未来カレンダー」というものを見せてくれました。
1枚の用紙に60年分のカレンダーが記載されている用紙でした。
数字は小さく見づらいカレンダーでしたが
かなりのインパクトのあるものでした。
友人が言うには「この中に君の亡くなる日が必ずあるだろう」と。
確かに今から2060年までの間にまず死ぬだろう。
カレンダーを見て推測すると・・・・
おそらくこの辺りで死ぬのだろうなと目測する。
自分が今日から亡くなる日までを一枚の用紙で見られることで
何となくショックを受けました。
今まで見えなかったものが明確に見えてしまったような感じでした。
「残りはあとこれだけなんだ」と意識が急に変わりました。
終わりが見えることで今日を大切にしようと思います。
終わりが見えないと、今日をとりあえずこなすだけとなります。
「終わりをしっかり意識して生きる」これも終活のひとつなんだろうと
つくづく思いました。

 

作:鳥越介順